「JAM」が最高すぎて【全曲レビュー】
久しぶりにエイトのアルバムを買った。いつもレンタルしたりしていたから久しぶりに手元にやってきた。2013年の「JUKEBOX」以来に我が家にやってきた…!!昔は初回盤と通常盤を全て購入していたのに、DDにとって久しぶりの購入である。その理由は、「関ジャム」のアルバム発売記念スペシャルを見たから!OH!カンタンに釣られるWATASHI!なんなんだよあの番組は!最高だな!ってなわけで、あっさり購入。買うなら初回盤だろとフラゲ日にタワレコとTSUTAYAというダブルTを徘徊したが、人気の初回Bがない。なんとメンバーの撮り合いメイキングがついてるという。OH!情報不足!いいもん、私は「青春のすべて」を満喫するもん。別にいいもん。という気持ちで購入したこのアルバム。とりあえず1曲ずつレビューしていきます。
1.罪と夏 ※シングル
作詞:高木誠司、作曲・編曲:Dr.Dalmatian、編曲:久米康嵩
今、君の八月の全てくれないか?
来たゼ夏ーーー!ハッピーでポップでキュートなイケイケサマーソングだぜ!的なパーティーソング。キャラにも合ってるし、ヤスの高音と大倉の低音のハモリもいいし、とにかく楽しい。ツアーでも1曲目に歌ってたはず、確か。1曲目にもいいし、アンコールの時にもつかえそう。
2.今
いつか目の前 たどり着けたら
くだらないことで笑い合えるかな
未来を作る 今 今 今
エモ過ぎて吐きそうになるくらいエモい。とにかく「今」は一瞬しかないからこそ一番素晴らしい!苦い過去より不安な未来を超えられる瞬間は「今」しかない!今が一番素晴らしい!今・今・今!過去の松竹座時代も、未来の大きな夢も含まれた「今」!なんてエモいの!未来を作るのも「今」、未来を超えるのも「今」!ヒィイ!!!!「今」は最高なのだ!
3.DO NA I
作詞:いしわたり淳治、作曲・編曲:蔦谷好位置、ブラスアレンジ:五十嵐誠
「マチガイの恋でも素敵やん……?」
私の鬼リピソング。最高、何が最高って、最初の「俺の好みのYouとYou」のゆうちんを含む掛け合いソングと、ヤスの高音が好き。そしてそこに入ってくる「どきな主役が総取り」亮ちゃん。みんなどいてよ!!!ジョンレノンが来たわよ!
女の子にモーションをかけるエイトの歌だって言ってたけど、ファンに向けて言ってるようにも聞こえる。「韻踏ィニティ」の「浮気お嬢さん」の時みたいな古株離れ邸じゃないでね的な切なる感じではなくて、どっちかといえばご新規様いらっしゃいソングかなぁ。エイトいいかもと思って踏み込んでしまって、あれ?そんなことなかったかもって思ったとしても、そんなマチガイの恋も素敵だよねっていう感じにも聞こえる。とにかく俺たち国民的になろうぜソング。
4.なぐりガキBEAT ※シングル
作詞・作曲:NOMSON、編曲:大西省吾、ブラスアレンジ:山森大輔・永田こーせー
言い訳と弱音をやめたら 後はドアを開けるだけ
ゆうちん主演の映画主題歌ってこともあり、トランペット盛大に響いてる。よかったね、ボンゴ以外に楽器できるようになって…(歓喜)
スカパラみたいなかっこいい印象で、結構低音だから大倉の声が響いてていいですね。とにかくこの歌詞が好き。高らかに夢を掲げるのはいいけど、とりあえず自分がドアを開けないとっていう。いいなぁ。(映画見てないけど)
5.夢への帰り道
作詞:比嘉栄昇(BEGIN)、作曲:島袋優(BEGIN)、編曲:大西省吾
ああ君は孤独をピアノにかえて
ああ僕は不安をギターにしよう
BEGINが作ったんだよって言われたら納得なくらい、海が見えるし、のんびりな感じもあって、だけど少し切なくて。「オーガニックなロックバラード」って公式サイトではかかれてあったけど。夢に向かって頑張った帰りに、君の笑顔を見て癒されて、また夢に向かって頑張れるとかそういう解釈でいいんですかね。とりあえずいい意味で眠れそうなくらい癒される。まさにオーガニック。
6.えげつない
作詞・作曲・編曲:岡崎体育
俺たち自身が偏西風だ
気流を掴んで乗ってこい
一番リピートしまくってるかもしれない。それくらいすごい好きな歌。歌っていうかラップバトルだけど。岡崎体育がネットで調べてメンバーとのエピソードを入れてたらしいけど、そんなのファンに聞きゃよかったのに。なんぼでも出てくるわい。大倉がグアムのカレンダー撮影で、よくわからない味の濃いドレッシングに感激しすぎたこととか、錦戸亮が不憫すぎて哀れで可愛いって話とか。とりあえず私は、「あぁそこかすまん見えへんかった」の大倉の言い方が、本当大倉だなって感じで好きでした。これが愛でした。
7.パノラマ ※シングル
最高で最強な瞬間は パノラマ
最高で最強とかなぁ!そんなフレーズ入れたら喜ぶとおもったら大間違いなんじゃいコラァ!(嬉しい)西へ東へダンシングとかなぁ!別になぁ!いいじゃないかこのやろう!アニメの主題歌だけあって、「みんな一緒に行こうぜ!」感があっていい感じに冒険に行けそうな感じもあっていい。シングルっぽい勢いのある明るい曲。
8.Never Say Never
作詞・作曲:安田章大、編曲:久米康嵩
まあ実際、萎える繰り返す日々のみだが
君のみ超越容易い
作詞作曲安田章大とかいう大好物楽曲キターーーー!!!!この文字面だけで幸せになれるくらい大好きなやつきた。
めっちゃ韻踏んでるなぁっていう印象で、「作戦通り」と「success story」はさすがだわ。スパイダーマンの主題歌だから、普通の男でも喰らいついて頑張ればヒーローになれるぜ!的な歌ですかね。ヤスにしては久しぶりのロック調ですね。 歌詞の韻踏んでる感じも、「タフなguysだってTRYして逃げ出しては喰らいついたって話さ」ってのも好きでした。
9.侍唄
作詞・作曲・編曲:池田貴史
僕の心の声を 聞かせてあげる
キミのことだけ知りたい 今は 強く
「サムライせんせい」の主題歌。なんかタイアップ多いなぁ、さすが。最初の亮さんの一節がすごい好きです。歌詞も好きだけど、いいよね、なんか。そして「はなれていても はなれてても」って同じ言葉を少しニュアンス違いで続けて言う乗ってグッとくる。時代が違っても、場所が違っても、迷わず君の元へ行くよ的なね。グッときてパッと目覚めるいい歌だ。
10.S.E.V.E.N 転び E.I.G.H.T 起き
作詞・作曲:UNICORN、編曲:大西省吾
転んでも起きる
凹んでも凸る
まーこのーあーでもーあのこもー。シャウト重視って解説にはかいてたくらい、とりあえず楽しく演奏して盛り上げるバンドリード曲って感じですね。まーでもーのあたりは村上臭が半端ないけど笑。でも楽しくて好きですね。今までにない感じの、いい意味で夏のだるさを感じつつもノリのいい曲だなって印象。
11.NOROSHI ※シングル
作詞:高木誠司、作曲・編曲:Peach
望んだまま手にするは“女王”
手を引くのは“以下、その他”
“私なんて”が流行りの枕詞?
あら、控えめなのね、ガールズ?
893スタイル好きだなー!ってなくらい893っぽさふんだんに出してきましたね。土竜の唄主題歌だからっていうのもあると思うけど、とりあえず男くさくて、ヒョウ柄にサングラス的な。エイトもこの演出良くやってたけど、マイルドヤンキーっていうよりテキ屋の兄ちゃん(ヤバめの)になっちゃうんだよなぁ…笑。そこがいいところっちゃあ、いいところ。
しかしとにかくこの歌の歌詞が結構いいとこついてて刺さる。「仕方ない」で溢れかえってる世の中、すぐに諦めて承諾しちゃってるけど、結局何がわかったのか。
いくべき未来は、君の踏み出す“今”が拓くってまじでいいこと言うな。グサグサ根本をdisりながらの応援歌って感じで、弱いところつかれちゃうけど、その分効果絶大だわ。
12.青春のすべて
「これまで」を忘れたいわけじゃない
「これから」を想って生きたいんだ
だからこそ もがいて あがいて 自分なりをつかんで
君が知らない未来をひとりで歩くよ
これPVが先にあって、それに歌詞をつけてメロディをつけたらしいですね。関ジャムでやってました。ほんとすごい。この歌本当最高に好きで、切なくて、青春のすべてだ。これこそ。 四季折々のPVも素敵。同じ仲間と退屈に見えるような毎日を送って、だけど密かに夢もあったりして。そういう時間は、きっと今になってみればかけがえのないもので、自分が一番輝いて見える瞬間かもしれない。でもそこにずっと止まっているわけにはいかない、だって時間は過ぎて行くから。四季が巡ってくるように、自分も手を離して歩き始めなきゃいけない。あゝいい歌。
13.ノスタルジア(初回A収録)※丸山安田錦戸大倉ユニット曲
変わってゆくって 分かってたあの日
僕ら 気付かぬふりで走った
強がって さすらって 戻れない場所で
今日も“その続き”を歌ってる
はい、冒頭からエモい。最高ソング決定。作詞が田中秀典?私があの大好きな?それだけでもう最高ってことでいいかな?歌詞の言葉尻が本当どれも最高で、この人の歌詞は本当大好きだってひしひし思い知らされました。もう情景が目に浮かぶし、何より夏の終わり感がすごい。「育った故郷」そして「花火」!!「好きだって言えずに静まった軒先」ぃい!!!!!ノスタルジックすぎぃ・・・・好き
あともう1つ好きなフレーズ。
「飲み込んだ涙の味が甘くなくて良かった」なんて
サヨナラを繰り返すたび 皮肉にも思い知るのさ
ぎゃ!!!エモい。エモすぎる。しょっぺー味だったのか!?こら!泣いたんだな!?おぅ!?さよならさみしいよなぁ!?あぁ!?!?!?!!最高。
13.Answer(初回B収録)※横山渋谷村上ユニット曲
恥をかき捨て 恥をかき集め
力抜いて笑った
待って、三馬鹿で作ったの???何それ最高。っていうもう文字面だけで最高なことしか伝わってこない。昔は必死で嫌われ者を演じて、うるさいガヤで、なんかすごくがむしゃらに前に前に出てくるイメージの3人が、次のステージへ。ああ、泣ける。最高、好き。力抜いて笑ってる3人が一番素晴らしいわ、最高。
13.生きろ(通常盤)
作詞・作曲・編曲:渋谷すばる
何もなくたっていいから やりたいことなんて
夢や希望なんて なくたっていい ただ一つだけ
あなたを生きて
広がる!広がる!目の前!世界が!広がるぅ!ここ何回も口ずさむくらい覚えてしまうフレーズ。そして誰が作ったって、すばたんが作ったんですがな。最高でんがなまんがな。「誰でもない あなたを生きて」だと!?もう、すばる・・・///
何もなくたって、積み上げたものを壊してしまっても、手放してしまっても、自分を生きれば、ただ生きれば、それでいいって話なんですよ。そう言ってますよ。すばうが。もうじゃあそれ正解。
14.JAM LADY(通常盤)
作詞・作曲:安田章大
Are U ready? 多分ヘーキ!
What's your type?
あーゆーLADY!
ヤスの最強パーティーソングきた。こういうの待ってた。うまい言葉尻合わせとか音遊びみたいなのがすごい上手で、エロいこと言っててもポップでそう聞こえない。罪なやつだぜ…。真夏の俺らは罪だって言われてるからなぁ、仕方ないか。
何がいいって、ノリもいいけど、亮ちゃんがオゲレツって言いまくってるところだと思う。「たどり着いた貴婦人の密林」「Y談」とか言ってるけど、妖精のヤスくんがいいなら、それでいいよね❤︎
15.Traffic(通常盤)
作詞・作曲・編曲:錦戸亮
果てしなく続く旅路まだ見えない困難もあるんだろう
いつの間にか増えてた傷も隠していけるかな
後戻りなど出来やしない事
スタート地点で知ってたはずなんじゃないの?
愛してるよ、亮たん…❤︎ってなくらいの亮たんブルース。最高。
「時々見えるお城みたいなホテル ドキドキするコトに励んでるの?」って亮ちゃんが書いたにしてはリアルでなんか大好き、愛してる。(重い)
trafficって文字面通り、人生という長い道のりを走ってる車に自分が乗ってるわけだけど、スピードもなかなか上がらないし景色も変わらない。いいなと思った子とロマンスが始まるわけでもない、後戻りはできないなんて分かってたはずなのに、戻りたくもなってしまう。でも走っていたら、他の人に追いつくかもしれないし、人生まだまだわからんな、暗い中でも照らしてアクセル踏んでこーぜって感じ。とにかく亮ちゃん大好きぃ/////ってことしか言えません。
終わった。
控えめに言って今回のアルバムはいつもと少し違うテイストで、かなりよかった。もっと控えめに言って最高だった。全体的に、「エイトは、今を生きているぞ!だから彼らの青春を一瞬たりとも見逃さないで!」的な印象。青春とか今とか仲間とか、そういうキーワードがテーマなのかな。
とにかく何回も聞いてコンサート行きたい(当たってない)。神様いじわるぅ!!!